Jack et la mécanique du coeur 感想 - diary.jgs.me

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(会場のTOHOシネマズ日本橋の裏手では社の周りが大工事中という面白い画だった)

TAAF 2015の長編コンペティション部門で今回の映画祭で最初に上映された「Jack et la mécanique du coeur」というアニメ映画をみてきた。制作はリュック・ベッソン率いるユーロコープ。ユーロコープといえば、車がバンバン爆発するタイプの映画ばっかりつくってるイメージがあったが、幅広くやっているんだなあ。
あらすじ:
19世紀終わりのエディンバラ。あまりに寒い日に生まれたため、心臓が凍り付いてしまった赤ん坊のジャック。お産に立ち会ったマドレーヌは、丘の上の家で彼の凍て付いた心臓を取り出し、代わりにカッコウ時計を埋め込んだ。新しい心臓が動き続けるには、決まりごとを守らなければならない。時計に触れないこと。怒らないこと。そして、恋に落ちないこと。しかし、ジャックは燃えるように輝く目をした少女と出会ってしまう。街角で歌っていた彼女を追いかけることにしたジャック。ヨーロッパを縦断してアンダルシアまで、間に合わせの心臓がどこまで持つのか挑戦の旅が始まる。

この「心臓の代わりにカッコウ時計(鳩時計みたいなやつ)を埋める」っていう発想が気になりすぎてみにいったといっても過言ではないぐらいだったので、冒頭の心臓摘出シーンの狂気には非常に興奮した。生まれて間もない赤ん坊を工房の万力に嵌めて、クスリで眠らせて開胸(これはかなりしっかり映像として出る)、凍った心臓を摘出したあとにどーしよっかな〜みたいな感じで時計を取り付けるのだ。産みの母もそんなに驚くことなくという感じで余計に怖かった。取り付けられた心臓は

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こんな感じで普通に胸についてる。ええっ。そして主人公ジャックは育ての母の魔女マドレーヌに「恋をしてはいけない(時計がもたないから)」と釘を刺されるが、生まれて初めて行った街で出会った目の悪い少女アカシアに一目惚れ。さっそく死にかけるが、マドレーヌの処置によってなんとか一命を取り留める。懲りないジャックはアカシアに会うために学校に通いはじめるが、アカシアは両親が捕まってしまい、遥か遠くの見世物小屋へ旅立った後だった。いじめられながらも学校生活をしばらく送るが、いじめの主犯格のジョーの目をカッコウで突いてしまい、追われる身となってしまう。ここでも母マドレーヌの計らいによって脱出し、アカシアを追って見世物小屋へ向かう。
この見世物小屋はなかなか良くて、フリークたちのキャラクターがそれぞれ立っていたし、無声映画を作るくだりもあってこみあげてくるものがあった。また、この見世物小屋にある幽霊列車というホラー風のジェットコースターのシーンがとても良くてできれば3Dでみたかったなあ、とおもった。このシーンの他にも「あ、ここ3D演出だな」っていうところがいくつかあって惜しかった。
全体を通して、とにかく狂気と刹那が満ちていて移入しにくい部分もあったが心臓が時計なことで歯車が狂うと身体が勝手に動いちゃうギャグとかまあまあ面白く見れたし、ジャックとアカシアのもどかしいラブコメ的展開も楽しめた。
鑑賞後は妻と近くの「なな蓮」へ。

ごちそうさまでした。

March 21st, 2015 4:50pm
original: http://diary.jgs.me/post/114201832959
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筆者について

jigsaw(ジグソウ、1991年6月12日-)は日本のプログラマ、会社代表。本名は小林貴也(こばやし たかや)。主にウェブ、フロントエンド領域で活動している。カミング・スーン合同会社の代表社員。
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