私立恵比寿中学「中人」がよすぎて涙が止まらない - diary.jgs.me

あのですね、これはすごいですよ、すごすぎますよ、今年のアイドル盤ベストどころか今年ベスト盤と言っても過言ではないぐらいの凄まじいアルバムですよ。「 中人 」と書いて「ちゅうにん」と呼ぶそう。最初は「なこうど」かとおもったりもした。
エビ中 ちゃんは「えびぞりダイアモンド!!」をニコニコでみて、衝撃の低予算感となんとも言えない歪さやお手製感がなんとも言えなくて印象にはすごく残った。
メジャー以前だと、「オーマイゴースト?〜わたしが悪霊になっても〜」なんかが特に好きで一昨年の夏は友達のカーステで勝手にヘビロテしたこともあった。その後、「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビューを果たし良さを残したまま「King of 学芸会」として勢いを増しているところであります。
そしてついに満を持しての1st フルアルバムというわけでございますよ。いやもう何回でも言うけど、すごく良い、すごすぎる。
1. Chuning!!(Interlude)
何度か挟まれる小ネタは YMO の「増殖」のスネークマンショーや「Service」のS.E.Tを連想した。ちゅーにんちゅーにん!
2. 仮契約のシンデレラ(long ver.)
2曲目はやっぱりコレ!メジャーデビュー作のイントロを引き伸ばしたもの。これライブ映えする曲だよなあ。
3. 梅
年明けにリリースされた「梅」が3曲目。「梅」は最初なんじゃこれ?って感じだったけれど、聴きこんでいくと妙に中毒性があって好きです。
4. あたしきっと無限ルーパー
いよいよアルバム新曲の「あたしきっと無限ルーパー」。エビ中ちゃんにはあんまりなかったエレクトロ、ドラムンなブチアゲチューン。トラックメイカーのクレジットが「さつき が てんこもり」になってて調べてみたら同人系のひとなんだね、これはいい大抜擢。
5. R-O-B-O-C-K
なんとなく、Styxの「Mr. Roboto」を連想した。いや「ドモアリガット」しか合ってないけど。
6. 高校廃止法案(Interlude)
このInterludeが最高!中人党から「高校廃止法案」が提出されるというコント。
7. 放課後ゲタ箱ロックンロールMX
「仮契約のシンデレラ」より。これも良曲。
8. 大人はわかってくれない
これもシングルからの曲。ちなみに、「ロック・リー/大人はわかってくれない」では「スターダストライト」がめちゃ好き。
9. 体操
これです!これですよ!アルバムのアナウンスがあった後に「YMOの体操をエビ中がカバー」というニュースが駆け巡ってびっくりしすぎてしばらく呆然とした。冷静になってから、エビ中と体操のドンピシャ感に小躍りせずにはいられなかった。YMOのあのなんとも言えない滑舌はエビ中がバッチリ適役だし、しかも体操って!!それで、とても楽しみにしていた。とはいえ、いざ聞く前には不安もあったんだけど聞いてみるとそんな心配は無用だった。というか、聞いてたらもう凄すぎて気付いたら涙が止まらなかった。体操をチョイスしたスタッフ本当によくやった。YMOリアルタイムに生まれてなかったのがこれまでずっと悔しかったけれど、エビ中版体操をリアルタイムで聴けて幸せすぎた。
本家の体操。キレッキレの教授がおもしろい。エビ中ちゃんとYMOの相性が絶妙にいいことがわかったので、ぜひ「以心電信」とか「君に、胸キュン。」とかやってほしい。
放課後〜体操は中学モチーフ曲になってるんだなー。
10. 禁断のカルマ
少し前に発売されたばかりの「禁断のカルマ」。これもあんまりなかった感じの曲で、PVもカッコよくてエビ中ちゃんこんなこともできるようになったんだなあ、とおもった。
11. 誘惑したいや
タイトルからどんな曲なんだろう?っておもっていたら、これもいい曲。たむらぱん、名前聞いたことあるぐらいだったけどいい感じ。
12. チューニング真っ最中(Interlude)
昂ぶりすぎた気持ちを一旦落ち着けてくれるInterlude。
13. いい湯かな?
合唱曲風がいけるのもエビ中ちゃんならでは、というのを改めて気付かされるいい曲。情景が浮かぶ詞もいい。
14. 手をつなごう
先の「禁断のカルマ」と一緒に発売された曲。エビ中ちゃんのこういう曲がとても好きで、 PV みたとき場外ホームランで突き刺さった。しかも「いい湯かな?」の後にもってこられるともうね!号泣ですよね!もうね!!!
これはPVのセンスもよくてたまらんす。
15. 中人DANCE MUSIC
アルバム新曲。一応、これが表題曲なのかな。これもいい。
16. 頑張ってる途中
「梅」に収録されていた曲。池ちゃん(ちなみに僕と同郷です)が作詞作曲で、すごく元気が出る曲。この終盤付近はいいエビ中ちゃんがどんどん涙腺にラッシュをかけてきて、「あ〜〜〜いい〜〜〜〜あ〜〜〜(号泣)」と独りでやっていた。
17. あるあるフラダンス
エビ中ちゃんいつものオチ曲。興奮しすぎた気持ちをゆる〜っと流してくれる大事な曲。
*
「あんまり好きすぎるから、一発記事書いたろ!」って気合いれて書きはじめたんだけど、猛烈な気持ちを文章に全然できなくて、でもそれでもすごく好きなので「オォ〜〜〜!」という気持ちを「ゴォォ〜〜〜!」と書いたのですごく伝わりづらいとおもうけれど、これは大傑作なのでいろんなひとにきいてほしいなあ。
各曲がいいのに加えて、全体の流れも完璧でいたく感動しました、ぼちぼちみんな中学卒業しちゃうけれど高校廃止法案が通過すれば中学6年生まではまだしばらくあるので今後とも楽しみにしております。

July 26th, 2013 5:29am
original: http://diary.jgs.me/post/56451345113
#20130726 #0726

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筆者について

jigsaw(ジグソウ、1991年6月12日-)は日本のプログラマ、会社代表。本名は小林貴也(こばやし たかや)。主にウェブ、フロントエンド領域で活動している。カミング・スーン合同会社の代表社員。
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