新型コロナ感染で急逝した江崎マサルが見た夢と、突然プロデューサーを失ったhy4_4yhの決意 - 音楽ナタリー

新型コロナ感染で急逝した江崎マサルが見た夢と、突然プロデューサーを失ったhy4_4yhの決意 - 音楽ナタリー
「Pちゃん(江崎の愛称)に伝えたい感謝がまだまだあったなって痛感してるし、今も後悔ばっかりの毎日です。こないだもメソメソしながらでかい公園を徘徊してました。Pちゃんが亡くなってからほぼ毎日chanchalaと一緒に過ごしてるんですけど、そういう時間の中で『Pちゃんだったらこんなときどうしてたかな』みたいなことを常に考えてますね」(yukarin)

「私は躁鬱が激しくなって、起きたときはハイなのにすぐにドーンって落ちちゃったりで、yukarinが毎日家に来てくれるおかげでなんとかなってる感じです。生と死みたいなことだけずっと考えてしまう。今は夜も1人で眠れなくなっちゃってお母さんの足元で寝るようになりました」(chanchala)

大丈夫か...

江崎はここ数年、静岡の実家と都内の自宅を行き来しながら平日は実家で母親の介護、週末に自宅で音楽制作を行う日々を続けていた。8月24日に新型コロナウイルス感染が判明した際にはまだ軽症だったこともあり、静岡の実家から車で数分のところにある別宅での自宅療養を選択。保健所の指示を受けつつ8月31日午後までは家族やメンバーとも連絡を取っていたが、その後病状が急変し、9月1日に別宅を訪れた家族がソファの上で亡くなっている江崎を発見したという。

「一番ヤバかったのが、冷蔵庫を開けたらおびただしい量のペットボトルがぎっしり入ってたことですね」(chanchala)
「だいたいお茶なんだけど全部賞味期限が切れてたよね。野菜室はPちゃんが大好きだった『つぶらなカボス』っていうジュースで埋まってて、それも全部賞味期限が切れてる。たぶん買ったことを忘れちゃうんでしょうね。Pちゃんは飲み物をめちゃくちゃ飲む人で常に水やお茶を飲んでて、ひどいときはズボンのポケット全部にペットボトルが入っててその重さでズボンが下がってました(笑)」(yukarin)

「今までグッズもPちゃんがデザインして作ってくれてたし、イベントタイトルもPちゃんが考えてたし、気が付くと自分らは何もしたことがないんですよね。甘やかされて育ちました。何も教えずに逝きやがって(笑)。『こんなに大変なことをPちゃん1人でやってたんか、ホントごめんなさい』って今めっちゃ思ってます」(yukarin)
チームを構成する大きなピースが欠けた今、hy4_4yhがこれまでと同じように活動していくのは正直困難かもしれない。普通なら解散してもおかしくない状況だが、しかし彼女たちは自分の足で歩き続けることを選んだ。

hy4_4yh
#20211114 #1114

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筆者について

jigsaw(ジグソウ、1991年6月12日-)は日本のプログラマ、会社代表。本名は小林貴也(こばやし たかや)。主にウェブ、フロントエンド領域で活動している。カミング・スーン合同会社の代表社員。
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