やめたい時なんてたくさんあった。苦悩を隠し続けたアイドルは、なぜ11年間も活動を続けられたのか
卒業発表をした後、ファンの方からは「なんで今なの?」と聞かれることもあるんですが、今の今まで、ギリギリのところでなんとかやってきて。
それをずっと続けていたら、11年も経っていたんです。
アイドルラッパーって、めちゃくちゃ貴重でいい立ち位置だったんだなと。
アイドルが集まる現場に行ったら、リリスクはヒップホップの要素が強いし、自分たちだけ衣装もパンツスタイルで、「何かちょっと違うな」と思ったり。
逆にヒップホップの現場だったら「アイドルじゃん」ってなるし。どちらにも馴染めない感じがしていました。
リリスクに加入した時、私は高校生で。学校がすごく厳しくて、芸能活動も原則は禁止でした。
校長先生を説得するため、テストではクラスで1位を取り続け、毎回成績表を持っていっていました。
「これだけ取ったんで許してください!」と、毎月のように頭を下げてたんです。
今考えると意地悪なこともすごく言われていたけど、その当時は自分が辛いとか、ひどいことを言われているとか、泣いていいのかすらも分かんなかったんですよ。
認めてもらえない自分に非があるんだろうな、と。じゃあ認めてもらうためにはもっともっと頑張らなきゃ!という思いでした。
伝えたいことはたくさんあったけど、自分が書いたことについて憶測されてしまうなら、もう深読みできないような潔い文章にしようと。
感謝だけを伝えてキレイに去ろうと思ったんですが、逆にあれで変に深読みされてしまって……。
いやいや、深読むところないじゃん! だったら、他のメンバーの長文をもっと読んでよ!? とは思いました(笑)
素で「ありがとうございました!」なのが
hime
らしい
lyrical school
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筆者について
jigsaw(ジグソウ、1991年6月12日-)は日本のプログラマ、会社代表。本名は小林貴也(こばやし たかや)。主にウェブ、フロントエンド領域で活動している。カミング・スーン合同会社の代表社員。
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